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【ソフトバンク】右足首捻挫の近藤健介「大丈夫」 だが周囲は「ベンチ外も」示唆 CS初戦スタメンは?

スポーツ報知 / 2024年10月15日 16時11分

走塁練習を行う近藤健介(カメラ・義村 治子)

 首位・ソフトバンクが2位・日本ハムを迎え撃つ「2024 パーソル クライマックスシリーズ パ・ファイナルステージ」は16日にみずほペイペイで開幕する。15日は同ドームで最終の全体練習を行い、近藤健介外野手が、9月16日のオリックス戦(京セラD)で二盗を決めた際に右足首を捻挫して以来初めて、全力疾走を伴うスライディングを披露。痛めている右足を畳んで二塁に滑り込んだ。首脳陣に「大丈夫です」と話し、第1戦でのスタメン出場に問題がないことをアピールした。

 だが実際に「5番・DH」として出場することは可能なのか。小久保裕紀監督は「近藤を焦らせることなく判断しようということなので。朝の状態で(判断して)最終決定。ずっとその状態は続きます」と毎朝、試合当日に近藤のコンディションをチェックし、その上でスタメンを最終決定する方針を示した。そのために現時点では「近藤スタメン」「近藤非スタメン」の2種類のオーダーを用意しているとみられる。

 村松有人打撃コーチは、首位打者の右足首の状態について“一進”だけでなく“一退”もあると明かした。「その日、その日で変わる。現状は70~80%。それが40~50%になったりもする」と負荷の強い練習の翌日などに、患部の状態がやや悪化することもあると説明した。本多雄一内野守備走塁兼作戦コーチも「きょうスライディングして、一瞬のダメージはあったと思う。そこで翌朝に(マイナスの)反応が出るか出ないか」と心配顔を見せた。

 さらに村松コーチは「ひょっとしたらベンチを外れることもある」とポツリ。試合で激走した翌日など、患部へのダメージが蓄積した場合を想定して、天才打者抜きでの戦いを強いられる可能性も念頭に入れていた。

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