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大谷翔平、ランナーなしで19の0も 1番不動 ロバーツ監督「うちのベストな打者。1試合で5打席立たせたい」

スポーツ報知 / 2024年10月16日 5時0分

◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ ドジャース3―7メッツ(14日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が14日(日本時間15日)、リーグ優勝決定シリーズ第2戦の本拠地メッツ戦に「1番・DH」で先発出場。渡米7年目で初出場のポストシーズン(PS)に入り、勝負強さが目立つ一方で走者なしでは21打席無安打(2四球)と“呪縛”にかかっている。しかし、ロバーツ監督は1番からの変更を「考えていない」と否定。チームとして大谷の前に走者をためることが躍進のカギを握る。

 チャンスでの集中力は健在だった。4点を追う9回無死二塁。第5打席目で初めて、走者のいる場面で大谷に回ってきた。通算225セーブの守護神ディアスに対し、フルカウントから内角直球を見極めて四球を選んだ。PSでの得点圏は5打数4安打2四球と打率8割を継続した。だが、後続が3者連続三振に倒れ、1勝1敗のタイとされた。

 得点圏を除いても、走者ありでは8打数6安打。しかし、走者がいないと21打席、19打数無安打2四球となぜかヒットが出ない。この日も2三振を喫するなど3打数無安打1四球だった。前日13日(同14日)には好機に強い理由を「チームとして多くチャンスメイクしてくれていることが、より集中できている要因」と分析していた。無走者では相手投手が四球も覚悟の上で厳しいコースで攻められることも一つの原因だろう。

 試合後、ロバーツ監督は大谷の打順変更の可能性を否定。「彼の打順を下げることに得を感じない。翔平がうちのベストな打者。彼を1試合で5打席立たせたい」と熱弁した。1番だと初回は当然、走者はなし。PSではここまで7試合出塁すらないが、指揮官の信頼は揺るぎない。故障者続出で固定しきれない下位打線が出塁し、大谷とゾーン内で勝負せざるを得ない状況をつくることが4年ぶりの世界一への近道となる。

 地区シリーズ第3戦の3回からPS史上最長タイとなる33イニング連続無失点中だったド軍だが、この日は初回に1番リンドアに先頭打者アーチを浴びて記録が途切れた。すぐに「次の試合」と気持ちをスイッチできるのが背番号17。敵地ニューヨークに舞台を移す第3戦から、再び暴れ回る。(中村 晃大)

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