菅田将暉、主演映画に対する“何あれ…？”感想に「語彙力失ってる系の感想もうれしい」

映画「Ｃｌｏｕｄ　クラウド」のトークイベントに登壇した黒沢清監督（左）と菅田将暉

　俳優・菅田将暉が１５日、都内で主演映画「Ｃｌｏｕｄ　クラウド」（黒沢清監督）のトークイベントに黒沢監督と出席した。

　黒沢監督が、第２９回釜山国際映画祭で「アジアン・フィルム・メーカー・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞したことを記念してのイベント。黒沢監督は「とてもうれしいです」と感謝すると、菅田は「監督、おめでとうございます！僕もうれしい気持ちです」と祝福した。

　黒沢監督は同映画祭で、韓国のアクションホラー映画「新感染」で知られるヨン・サンホ監督と会話したといい「ヨン・サンホ監督が『菅田将暉は、映画を支配する力がある』と言っていて『うまいこと言うな』と思って、それ以降、使わせてもらってます」と韓国でも高い評価を受けたことを明かした。

　本作は、誰もが標的になりうる日常と隣り合わせの恐怖を描いたサスペンス・スリラー。第９７回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品にも決定している。

　菅田は、本作に関して“うれしかった感想”を聞かれると「友人から『めっちゃ面白かった！』と連絡ありまして。『くらった』とか『感動した』と感想をもらうことはあっても、『楽しかった！』というテンションの感想は初でしたね。あとは『何あれ？』みたいな、“語彙力失ってる系”の感想もうれしかったですね。多分、みんな初体験の作品なのかな」と喜んだ。