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森保一監督、ホームでの引き分けに「正直勝ちたかった」OGでの失点には「全体的な守備では問題はなかった」

スポーツ報知 / 2024年10月15日 22時12分

後半、指示を出す森保一監督(カメラ・中島 傑)

◆北中米W杯アジア最終予選 第4戦 日本1―1オーストラリア(15日・埼玉スタジアム)

 FIFAランク16位の日本はホームで同25位のオーストラリアと対戦。後半13分にオウンゴール(OG)で先行されるも、同31分にOGで追いつき、1-1で引き分けた。

 最終予選の連勝が「3」でストップ。試合後のインタビューで森保一監督は開口一番、「正直勝ちたかった気持ちはあります」と心境を述べた。

 この試合は会場の埼玉スタジアムがほぼ満員となった注目の一戦。「これだけたくさんのサポーターがスタジアムに来てくれたので本当に勝利を届けたかったんですけれど、先制されたあと、そこで崩れずに戦えたことは相手に勝ち点3を渡すことなく我々も1つ積み上げられた。前進だと捉えたいと思います」とあえて前を向いた。

 前半は無得点で終了。今予選10試合目で初めてとなる、無得点での折り返しとなった。だが後半13分、相手の右クロスがクリアしたDF谷口の右足に当たり、OGとなり痛恨の失点。日本は不戦勝を除くとここまで6試合連続無失点だったが7試合ぶりの失点となった。森保監督は「全体的な守備では問題はなかった。OGということで痛い失点にはなったけど、全体的に崩されて得点とかではなかった。そこはこれまでやってきたことを自信を持って選手には続けてもらいたい。切り替えてもらいたい」と積み上げてきた守備組織の完成度を疑うことはなかった。

 試合は後半31分に途中出場の中村の左クロスが相手のOGを誘発して1-1の同点に追いつき、そのまま終了。次戦は11月15日に敵地でインドネシアと対戦する。

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