谷口彰悟「僕がゲームを崩した。チームに申し訳ない」痛恨ＯＧを猛省…同点追いつき「みんなに感謝」

後半１３分、オウンゴールの谷口彰悟（右）を励ますＧＫ鈴木彩艶（左は板倉滉）（カメラ・今成　良輔）

◆北中米Ｗ杯アジア最終予選▽第４戦　日本１―１オーストラリア（１５日・埼玉スタジアム）

　日本はオーストラリアと１―１で引き分けた。得点はどちらもオウンゴール。日本は最終予選４連勝を逃した。

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　後半１３分に痛恨のオウンゴールを献上したＤＦ谷口彰悟は「僕がゲームを崩してしまった。シンプルなミス。ゲームを壊してしまい、チームに申し訳ない」と猛省した。

　後半１３分、左からのクロスをクリアで弾きだそうとしたが、ボールはゴール方向へと飛んでしまった。「もう一歩下がってクリアしていれば。僕のポジショニングミス。あのシーンは正直辛かったし、ショックは大きかった」と振り返った。それでも下を向くことなくプレーを続け「ゲームをこれ以上壊したくなかった。気持ちは難しかったが、やるべきことをやることに集中した」と語った。

　チームは後半３１分にＭＦ中村敬斗が相手のオウンゴールを誘発し、１―１で試合を終えた。先制されながらも勝ち点１を得た結果に谷口は「ホッとしているし、みんなに感謝している。前を向いて進んでいくしかない」とチームメートに感謝を示した。

　３３歳の谷口は、３バック導入後にスタメンに定着。この日が最終予選４試合連続の先発出場だった。