大谷翔平が前日会見「やること自体は変わらない。変える必要ない」１７日から敵地で優勝決定シリーズ第３戦

前日会見に出席したドジャースの大谷翔平投手（カメラ・村山　みち通信員）

　ドジャースとメッツによるナショナル・リーグ優勝決定シリーズは１６日（日本時間１７日）から場所を移してニューヨークのシティフィールドで第３戦が行われる。シリーズ成績１勝１敗の両軍は１５日（同１６日）に前日練習を行った。ロサンゼルスから米国を横断してニューヨーク入りしたドジャースの大谷翔平投手（３０）は前日会見を行った。

　メッツの先発は右腕セベリーノ。今季１１勝７敗、防御率３・９１。ポストシーズンではワイルドカード・シリーズ（対ブルワーズ）と地区シリーズ（対フィリーズ）で登板し、いずれも６回３失点。

　大谷については走者がいない時に１９打数０安打とチャンスを作れていないことが指摘されている。「（相手の）攻めに関しては特には気にしてないというか、本当に、やること自体はそんなに変わらないので、これはシーズン中からずっと言ってきていることではあるので、それ自体を大きく変えるということはないです。打順に関しては、そこは僕の仕事ではないので、 チームとしてどういう方針で行くのかっていうところは柔軟に、自分自身がその時になれば対応していけばいいのかなとは思ってます」と話した。結果が伴っていない時の対応としては「結果はもちろんそうですけど、それよりはやっぱりフィーリングというか、自分の感覚が一番じゃないかなと思うので。感覚が良くて 結果が出ていない時っていうのは、そこまで気にすることはないかなと思います。運の要素の方がどちらかというと強かったりするので、そこは除外する かなとは思いますし、結果が出ない要因として感覚が悪いのであれば、それは修正する必要があるので、練習するなり、その感覚を取り戻す。フィジカルの場合もあるので、どこが原因なのかっていうのは改善する必要あるかなと」と話した。