1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

田中恒成、自身のXで現役続行を発表 14日にWBO世界スーパーフライ級王座陥落

スポーツ報知 / 2024年10月16日 17時1分

田中恒成

 プロボクシングの元世界4階級王者で、前WBO世界スーパーフライ級王者・田中恒成(29)=畑中=が16日、自身のXで現役続行を発表した。田中は14日に東京・有明アリーナで行われた初防衛戦で、同級5位・プメレレ・カフ(30)=南アフリカ=を相手に5回にダウンを喫し、1―2の判定負け。敗戦直後は今後について「考えられない」としていた。

 この日、Xで「気持ちの整理に時間がかかったので言葉で表現するのにも時間がかかってしまいました」と説明した。対戦相手やファンへの感謝を述べたあと、「とにかく悔しくてたまりません」と本音を吐露。「自分自身の事、周りの事、諦める理由や辞める理由は十分にあるけど“終わりは絶対ここじゃない”ってそう感じています」「“俺は諦めない、ずっとチャレンジャーだ”」と力強く決意表明した。

 同じ階級で王座奪回を目指すのか、はたまたバンタム級に転向して、日本人初の5階級制覇を目指すのか。再起戦に注目が集まる。田中のプロ通算成績は20勝(11KO)2敗。

 ◆田中 恒成(たなか・こうせい)1995年6月15日、岐阜・多治見市生まれ。29歳。岐阜・中京高で全国4冠。高校3年時の2013年11月、プロデビュー。15年5月、国内最速5戦目でWBO世界ミニマム級王座獲得。16年12月、同ライトフライ級王座を獲得し2階級制覇。18年9月、同フライ級王座を奪取し世界最速タイの12戦目で3階級制覇。20年12月、同スーパーフライ級王座奪取を目指した井岡一翔戦で敗れプロ初黒星。24年2月、同スーパーフライ級王座を獲得し、井岡、井上尚弥に次ぐ日本人3人目の4階級制覇。身長165センチの右ボクサーファイター。父・斉(ひとし)さんはトレーナー。アマボクサーの兄・亮明さんは東京五輪フライ級銅メダリスト。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください