「ベストに戻す。日本シリーズのために準備します」骨折離脱の巨人助っ人が２か月ぶり実戦復帰へ

フェニックス・リーグで実戦復帰するヘルナンデス

　巨人が１６日、「みやざきフェニックス・リーグ」の第３クールに参加する２８選手を発表。左手首骨折で離脱していたエリエ・ヘルナンデス外野手（２９）がメンバー入りし、早ければ１７日の韓国・ハンファ戦（都城）で約２か月ぶりに実戦復帰する。

　８月１１日の中日戦（バンテリンＤ）で左橈骨遠位端（とうこつえんいたん）を骨折。過去の症例では全治３か月前後も驚異的なペースで回復し、１３日に屋外でのフリー打撃を再開した。宮崎での実戦へ「１人でも多くの投手と対戦してベストパフォーマンスに戻す。日本シリーズ（Ｓ）のために準備します」と宣言した。

　また、右大腿（たい）二頭筋の筋損傷で９月中旬から戦列を離れた重信慎之介外野手（３１）も１７日のハンファ戦で実戦復帰する予定。「１軍に呼ばれるなら役割は明確。走塁、守備を確認したい」と日本Ｓのメンバー入りを目指す。