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 駒大、全日本駅伝で出雲の雪辱へ 篠原倖太朗主将「チームを勝たせないと」佐藤圭汰の出場は「クエスチョン」と大八木弘明総監督

スポーツ報知 / 2024年10月16日 17時47分

サポートを受けるファイテンの健康浴機器を身にまとう駒大陸上部の篠原倖太朗(カメラ・大谷翔太)

 出雲駅伝(14日)で2位だった駒大の主将・篠原倖太朗(4年)が16日、都内で取材に応じ、全日本大学駅伝(11月3日)と箱根駅伝(来年1月2、3日)での雪辱を誓った。悔し涙に暮れた大会から2日たち「あと2つ、チームを勝たせないといけない。今回は自分が足を引っ張ったけど、切り替えてやっていかないといけない」と語った。

 3年連続6度目の優勝を狙った出雲は、最終6区、優勝した国学院大と4秒差の2位でタスキを受けた。「1番怖かったのは、(3位の)青学の太田(蒼生)君が追いついてくることだった。自分が後ろにつくと、けん制して追いつかれるのが一番嫌だったので。それを考えすぎた結果、平林にやられた」と振り返る篠原。国学院大のエース平林清澄(4年)に中盤から徐々に離され、残り5キロ付近のスパートについて行けなかった。「個人としても負けたくない相手だったので。負けてしまって悔しい」と、改めて胸中を語った

 雪辱を誓う全日本駅伝までは約2週間。大八木弘明総監督はこの日、ケガで出雲駅伝を欠場した佐藤圭汰(3年)について「今のところ、厳しいは厳しい。でも、箱根は走らせないといけないので、全日本はクエスチョン」と説明した。藤田敦史監督は今後、選手層の厚みを持たせていくことの重要性を強調。チームをけん引する篠原は「任された区間で、区間賞を取る。チームを勝たせないといけない立場なので、しっかり勝たせられるように考えながらやっていく」と表情を引き締めた。

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