松本圭佑４度目防衛戦へ前日計量パス「強さを見せつけたい」と５戦ぶりのＫＯ勝利狙う

４度目の防衛戦に向けて計量をパスした松本圭佑（左）と挑戦者の中川公弘（カメラ・戸田幸治）

◆プロボクシング　▽日本フェザー級（５７・１キロ以下）タイトルマッチ１０回戦　王者・松本圭佑―同級７位・中川公弘（１７日、東京・後楽園ホール）

　日本フェザー級タイトルマッチの前日計量が１６日、都内で行われた。王者の松本圭佑（大橋）は５７・１キロのリミットでパス。挑戦者の同級７位・中川公弘（ワタナベ）も同様に５７・１キロでパスした。６月の３度目の防衛戦では藤田裕史（井岡）を倒しきれず、周囲から厳しい言葉を浴びた。「圧倒したいという思いが強すぎた」と反省。「違う姿をお見せできれば」と仕上がりに自信を見せた。

　今回が４度目の防衛戦となるが、昨年４月の佐川遼（三迫）との王座決定戦から防衛戦３試合とタイトル戦は４試合連続で判定勝利。「強さを見せたいって思わなくなってしまっていた。ベルトを守らなきゃって。保守的になっていた。強さを見せつけたい」と昨年１月の浜口人夢（市野）に２回ＴＫＯ勝利して以来のＫＯ勝利を目指す。

　戦績は２５歳の松本が１１戦全勝（７ＫＯ）、３３歳の中川が１０勝（５ＫＯ）６敗２分け。

　試合はＬｅｍｉｎｏで生配信される。