【日本ハム】伊藤大海が５回までに９安打４失点…ソフトバンク今宮、栗原にソロ被弾「変化球の精度が甘かった」

４回無死、今宮健太（左）に左翼へソロ本塁打を打たれた伊藤大海（カメラ・豊田　秀一）　

◆２０２４　パーソル　クライマックスシリーズ　パ・ファイナルステージ　第１戦　ソフトバンク―日本ハム（１６日・みずほペイペイドーム福岡）

　日本ハム・伊藤大海投手（２７）が先発し、５回までに被安打９で４失点した。

　シーズンで４勝１敗と高相性だったソフトバンク打線に対し、初回は無失点スタート。しかし２回、近藤、今宮、正木に３連打されて先制されると、味方が同点に追いついた直後の３回２死一塁から４番・山川に適時二塁打を献上。４回は先頭の今宮にソロ本塁打を浴びた。

　さらに５回、１死から３番・栗原に右翼席への一発を浴び、マウンドでぼう然と立ち尽くした。

　　６回途中１０安打４失点、９奪三振で降板した伊藤。「大事な初戦で、チームに流れを引き寄せられずにマウンドを降りてしまい、申し訳ないです。球は走っていましたが、変化球の精度が甘かったです。何よりも本塁打を許してしまったことが悔しい。リリーフ陣に託して、最後まで応援します」と肩を落とした。