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「グラウンドで戦えることがいかに幸せか」DeNAのCS男が2戦連発&V弾 主将の昨季は骨折でテレビ観戦

スポーツ報知 / 2024年10月17日 5時40分

4回無死、先制ソロを放った佐野恵太(カメラ・相川 和寛)

◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ 第1戦 巨人0―2DeNA(16日・東京ドーム)

 どデカい一発に歓声と、どよめきが入り交じった。4回先頭。DeNA・佐野恵太外野手(29)が戸郷の134キロのフォークを完璧に捉えた。打球は大きく弧を描き右翼スタンド中段へ飛び込んだ。先制ソロが決勝点となり「手応えは十分でした。先に1点取ることができて野手、投手全員で守り切ることができた」。13日に阪神と行われた第1S2戦目(甲子園)からの2戦連発弾でアドバンテージを含め1勝1敗のタイとした。

 流れに乗った。今季、戸郷との対戦打率は2割5分、敵地・東京ドームでは2割1分4厘と思うような成績を残せていなかった。それでも「奪三振能力が高い投手でフォークは一級品。捉えられてよかった」と失投を見逃さなかった。第1Sでは初戦で猛打賞など、計4割4分4厘と打ちまくった勢いそのままに相手エースを打ち砕き主導権を取った。

 レギュラーシーズン最終戦を終え、3日間の練習日には普段よりも強度を増やして振り込むことで状態を再確認。「もう一度、自分の長所を再確認した」と、快音を響かせている。主将だった昨季は右手首付近の「右手有鉤(ゆうこう)骨骨折」で離脱し、CSを欠場しテレビ観戦するしかなかった。「グラウンドで戦えることがいかに幸せか」と主軸として出場していることには充実感をにじませた。三浦監督は「今日は今日でその(勝つ)ことを考えてやっていた。明日も試合に集中してやっていきます」と気を引き締め直した。貴重な1勝で並び次は王者相手に勝ち越す。(内藤 菜月)

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