黒田こらん「よく寝て、よく食べる」が明日への活力に、舞台版に続き「雲のむこう、約束の場所」出演

発表会見を行った（前列左から）鈴木愛理、佐藤龍我、大原櫻子（後列左から）田中洸希、黒田こらん（カメラ・池内　雅彦）

　アニメ映画「君の名は。」「すずめの戸締まり」の新海誠監督の初長編アニメ映画「雲のむこう、約束の場所」（２００４年）の公開２０周年リーディングオーケストラコンサートの製作記者会見が１７日、都内で行われ、「美　少年」の佐藤龍我、女優の黒田こらんが出席した。

　２０１８年に舞台化もされた同作を、出演者によるリーディング、映画の名シーンの映像、オーケストラアレンジされた原作音楽を融合した公演。音楽監修を務めた松任谷正隆氏が、テーマ曲を書き下ろした。

　舞台版に出演した黒田こらんは、再び白川美子役を演じる。「新海監督の作品は、独特な雰囲気の表現をされているんですが、より分かりやすく見て頂けると思っています。たくさんの方たちにご来場頂きたいと思います。戦後、日本が分断されずに済んだ。こういう作品を通して、若い方たちに見て頂きたいなと思います。音楽を通じてですので、分かりやすいですし、楽しんでもらえると思います」とあいさつ。本番当日に向けて「大谷翔平選手ではないですが、よく寝て、よく食べること。それが次の日の活力になるので」と意気込んだ。

　同コンサートは１１月５、６日に東京・すみだトリフォニーホール（３公演）、同２０日に大阪・ＮＨＫ大阪ホール（２公演）で開催。公開記念日の２０日には、全国３２か所の映画館でライブビューイングが行われる。