1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

西田敏行さんが死去 都内の自宅で 76歳

スポーツ報知 / 2024年10月17日 13時14分

西田敏行さん

 数多くのドラマ、映画などで活躍した俳優の西田敏行(にしだ・としゆき)さんが東京都世田谷区内の自宅で死去したことが17日、分かった。76歳だった。

 捜査関係者によると、17日午後0時20分ごろ、西田さんの家族が119番した。

 映画「釣りバカ日誌」シリーズなど数多くのドラマや舞台で幅広く活躍。ユニークな演技と明るいキャラクターで長く親しまれた。2003年3月に急性心筋梗塞(こうそく)で入院したが、復帰後の同年末には、報知映画賞主演男優賞を受賞。変わらぬ存在感を示し続けていたところ、突然の最期となった。

 西田さんは1963年に地元・福島の中学を卒業後、単身上京。大学(中退)を経て、70年に劇団青年座に入団した。

 73年NHK朝のテレビ小説「北の家族」でテレビ初レギュラー。ドラマ「池中玄太80キロ」の主題歌「もしもピアノが弾けたなら」が大ヒットし、紅白歌合戦にも出場した。

 88年スタートの主演映画「釣りバカ日誌」シリーズでは「浜ちゃん」を好演。「スーさん」こと三國連太郎(84)との絶妙の掛け合いで人気を博した。

 また映画「植村直己物語」(86年)で極寒のアラスカ、同「敦煌」(88)では中国奥地で5か月の合宿をするなど“極地俳優”を自認。「敦煌」では日本アカデミー賞主演男優賞を射止めた。

 心筋こうそくで倒れた際は、1日60~70本のヘビースモーカーも禁煙を宣言。「ゲロッパ!」「釣りバカ-14」での報知映画賞授賞式では「この2作が遺作になると思うと、死ねない」とユーモアを交えて、健在ぶりをアピール。最近もドラマ「白い巨塔」や「華麗なる一族」で名バイプレーヤーとして強烈な印象を残していた。

 8日には都内で行われた映画「劇場版ドクターX」の完成報告会見に出席していた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください