西田敏行さんと共演経験のある杉田かおる 所属事務所「ショック状態でお話ができる状態ではない」

杉田かおる

　数多くのドラマ、映画などで活躍した俳優の西田敏行（にしだ・としゆき）さんが東京都世田谷区内の自宅で死去したことが１７日、分かった。７６歳だった。

　捜査関係者によると、１７日午後０時２０分ごろ、西田さんの家族が１１９番した。

　西田さん亡くなったことを受け、日テレ系連続ドラマ「池中玄太８０キロ」（１９８０年）で共演した女優・杉田かおるの所属事務所は、スポーツ報知の取材に「本人にも確認しましたが、突然のことでまだショック状態にあり、お話ができる状態ではありません。今回はコメントを控えさせていただいております」と説明した。

　西田さんは、映画「釣りバカ日誌」シリーズなど数多くのドラマや舞台で幅広く活躍。ユニークな演技と明るいキャラクターで長く親しまれた。２００３年３月に急性心筋梗塞（こうそく）で入院したが、復帰後の同年末には、報知映画賞主演男優賞を受賞。変わらぬ存在感を示し続けていたところ、突然の最期となった。