【巨人】育成２０歳の“長野２世”が新フォームで２安打１打点「すごくいい感じ」…フェニックスＬ

巨人・笹原操希

◆みやざきフェニックス・リーグ　巨人１２―３ハンファ＝５回降雨コールド＝（１７日・都城）

　巨人の育成３年目・笹原操希外野手が、新フォームで２安打１打点の活躍を見せた。ハンファ戦に「５番・右翼」で先発出場。初回２死一塁で直球を引っ張って左翼線二塁打を放つと、４回１死一、三塁では左前適時打をマークした。

　打撃時のトップの位置（バットを引いた状態）で無駄な動きが入る癖を矯正するため、試合前練習ではトップを捕手方向に引くことを強く意識。「割れ（打撃時に上半身は捕手方向、下半身は投手方向に動いている状態）ができるように練習したら、すごくいい感じだった」と好感触をつかんだ。そのまま実戦で試して結果を残し、「直球をしっかりと引っ張り込めた。またあしたもやっていきたい」と手応えをつかんだ。

　笹原は、桑田２軍監督が「３拍子そろったバランス型」と評する有望株。橋本２軍打撃コーチは「試合の最初から出て、３～４打席の中で結果を残していくレギュラータイプの選手で、巨人では長野さんのようなタイプ」と期待を寄せている。