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【ソフトバンク】近藤健介が決勝2ラン「アグーさんが打ってくれて、その勢いで」右足の状態は上向き強調

スポーツ報知 / 2024年10月17日 23時39分

初回2死一塁、勝ち越し2ランを放つ近藤健介(カメラ・岩田 大補)

◆2024 パーソル クライマックスシリーズ パ・ファイナルステージ第2戦 ソフトバンク7―2日本ハム(17日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが日本ハムに連勝し、対戦成績3勝0敗(アドバンテージ1勝含む)で日本シリーズ進出に王手をかけた。「5番・DH」で出場した近藤健介外野手は、復帰後2戦目で決勝本塁打を放った。

 初球を完璧に捉えた。4番・山川の適時打で1―1の同点に追いついた直後の初回2死一塁。日本ハム先発・加藤貴の141キロの直球をはじき返し、右翼席へと運んだ。「アグー(山川)さんが打ってくれたんで、だいぶ楽に打席に立てましたし、その勢いで打てました。いい流れを持ってこれてよかった」。勝ち越し2ランで、相手に傾きかけた試合の主導権を呼び戻した。

 移籍2年目の今季は、パ唯一3割の打率3割1分4厘で、自身初の首位打者を獲得した。四球数はリーグ断トツの92。卓越したバットコントロールと選球眼で自身4度目の最高出塁率にも輝き、4年ぶりのリーグ優勝に貢献した。

 ところが全試合出場を続けていた9月16日オリックス戦(京セラD)で二盗成功時に右足首を捻挫。そのまま、レギュラーシーズン終了まで戦線離脱を余儀なくされた。

 リーグ優勝を決めた試合に出場できなかった近藤は「シーズン終盤にいれなかったってのは、個人的に悔しかった」と、ポストシーズンでの奮起を決意。トレーナーとの懸命なリハビリや電気治療の末、なんとか16日のCS最終S第1戦に間に合わせた。

 万全ではない右足にはテーピングを施し、復帰戦ではしっかり1安打。シリーズ開幕前には、報道陣からの「本塁打を打てば、100%の走塁をしなくてもよいのでは」とのジョークに「まあそうですが、そういうわけにもいかないんで」と笑顔で返していたが、この日は待望の一発が生まれた。

 試合後は「ここ最近ずっと、(状態が)いいので、しっかりケアをしながら、このまま上がっていってくれれば」と順調な回復ぶりを強調。そのうえで「(全試合)出られるのであれば出たい」と、チームを20年以来の日本一へと導く日まで、フィールドで戦う覚悟をにじませた。

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