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浜松湖北が初の決勝トーナメント進出目指す…全国高校サッカー選手権静岡県大会1次トーナメント

スポーツ報知 / 2024年10月18日 10時13分

初の決勝トーナメント進出を目指す浜松湖北サッカー部

 全国高校サッカー選手権静岡県大会1次トーナメント(T)の4回戦が19日、県内各地で行われる。勝った10校が26日からの決勝Tに進む。浜松湖北は第5シードの浜松東と対戦。3回戦で夏の県総体4強のシード校・聖隷クリストファーを2―1で破った勢いで、初の決勝T出場を目指す。

 湖北のジャイアントキリングは、まだ止まらない。第4シード聖隷の次は、第5シードの浜松東を倒す。「新しい歴史をつくりたい」と、中盤で攻守のバランスを取るボランチの土井琉生主将(3年)は快進撃の継続を宣言した。

 組み合わせが決まった9月上旬から、太田修弘監督(31)は聖隷戦を見据えて準備してきた。「縦に速いスタイル」が同じ飛龍や磐田北と練習試合を組み、対策を徹底。DF陣が集中して速攻を止め、中盤でパスをつないで攻める「自分たちのサッカー」を貫いた。

 それが金星につながり、「苦しい時間も最後まで走ってくれた。選手を誇らしく思います」と監督。決勝点をアシストした左サイドMFの竹内侑空(ゆう、3年)も「きつかったけど、今までで一番楽しい試合でした」と振り返った。

 引佐、気賀、三ケ日の統合で2015年に誕生。16、17年と2年連続で4回戦まで進んだが、決勝Tには届かなかった。浜松東とは練習試合で何度も対戦しており、お互いに手の内は分かっている。「簡単な相手じゃない。うわついていては勝てない」と主将は口元を引き締める。気持ちを切り替え、一丸で決勝Tの切符をつかむ。(里見 祐司)

 〇…聖隷戦で決勝点を挙げたのがMF永田唯斗(3年)だ。シュートがうまく監督は「切り札です」と信頼。同点の後半途中で永田を投入したことで「点を取って勝ちに行く」とイレブンに強い意志を示したという。中学時代は聖隷ジュニアユースでプレーしており、永田は「当時教わったコーチが『次も頑張れ』と激励してくれました。点を取ります」と活躍を誓った。

 〇…応援態勢も万全だ。1回戦の前からセカンドチームの15人が選手のチャントなどを準備。放課後の練習を締めくくる紅白戦が行われる際には、メガホンや太鼓を手にしてピッチサイドに集合し、声をそろえて雰囲気を盛り上げる。リーダーのシモノ・ケンゾ(1年)は「浜松東戦でもトップチームを勢いに乗せます」と燃えていた。

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