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大谷翔平、先頭打者本塁打、勝ち越しホーム、激走生還 3打席連続出塁、勝てば突破王手の一戦で存在感

スポーツ報知 / 2024年10月18日 10時44分

◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 メッツ―ドジャース(17日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、4戦先勝のリーグ優勝決定シリーズ第4戦、敵地・メッツ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、初回にメジャー7年目で初出場のポストシーズン(PS)では自身初の先頭打者本塁打を放った(レギュラーシーズンで今季6本、米通算12本)。PS初の2戦連発で、前日の5打席目から2打席連続弾となる3号ソロだ。

 試合開始直後に鮮やかなアーチを描いた。現地時間午後8時9分のプレーボール直後。気温12度という肌寒い中で大谷は1ボールからの2球目を捉えた。先発左腕・キンタナの90・8マイル(約146・1キロ)シンカーをはじき返すと、打球速度117・8マイル(約189・6キロ)、打球角度22度、飛距離422フィート(約128・6メートル)で右中間の敵軍ブルペンに飛び込んでいった。PSで先頭打者本塁打を放つのは、日本人選手史上初の快挙だ。

 先発の山本由伸投手(26)が1回裏にビエントスにソロを浴びて追いつかれたが、大谷は同点の3回1死走者なしの2打席目に四球を選んで出塁すると、エドマンの左中間への適時二塁打で生還し、勝ち越しのホームを踏んだ。さらに、1点リードの4回1死一塁の3打席目も四球で出塁。するとベッツの左翼線への二塁打で一塁から激走して生還し、笑顔を見せた。3打席連続で出塁し、全て本塁を踏む活躍で、存在感を見せている。

 パドレスとの地区シリーズを1勝2敗からの2連勝で3勝2敗として逆転で勝ち上がったドジャース。メッツとのリーグ優勝決定シリーズでは1勝1敗の第3戦は、大谷のダメ押し3ランなどで8―0と快勝して2勝1敗として第4戦を迎えた。この試合で勝つと、リーグ優勝決定シリーズ突破とワールドシリーズ進出へ王手をかける。

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