1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【巨人】DeNAに3連敗で崖っぷち…岡本が先制弾もオースティンに同点被弾、赤星の暴投で勝ち越し許す 阿部監督「あとはもう意地を見ましょう」…3戦わずか2得点

スポーツ報知 / 2024年10月18日 21時6分

8回、戦況を見つめる阿部慎之助監督(カメラ・宮崎 亮太)

◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ 第3戦 巨人1―2DeNA(18日・東京ドーム)

 日本シリーズ進出をかけたCS最終ステージ、巨人はDeNAに3連敗を喫し、1勝のアドバンテージを含めても1勝3敗となり、崖っぷちに立たされた。

 巨人はレギュラーシーズンで6勝を挙げたグリフィン投手が先発し、2回に岡本和真内野手のソロ本塁打でCS3戦目で初めて先制点を奪ったが、4回にオースティン内野手に2試合連発となる2号ソロで同点に追いつかれ、5回には2番手・赤星優志投手が痛恨の暴投で勝ち越しを許した。打線はDeNAのリリーフ陣に反撃できず、そのまま敗れた。

 長野久義外野手が4月27日のDeNA戦(横浜)以来の「1番・左翼」でスタメン出場、丸佳浩外野手は1番から3番に、大城卓三捕手が「5番・一塁」に入るなど打線を組み替えた巨人は、1回2死から丸が中前打で出塁したが、岡本和真内野手の打席で一・二塁間に挟まれアウトになり、チャンスを作れなかった。

 巨人が2回、待ちに待った主砲の一発でCS3戦目で初めて先制点を挙げた。先頭で打席に入った岡本和は、DeNAの先発・吉野光樹投手の高めのストレートを左翼スタンドにたたきこんだ。「いい流れを呼び込みたいところでしたし、浮いてきたら積極的にいこうと決めていました。先制できて良かったです」打った瞬間にわかる、チームにとってもCS初の本塁打となるソロアーチで1点を先取した。

 続く大城卓三捕手が四球で歩き、中山礼都内野手の一ゴロで1死二塁、岸田行倫捕手の中飛で大城卓が三塁へタッチアップし2死三塁。門脇誠内野手は申告敬遠で一、三塁となったが、グリフィンは見逃し三振に終わった。

 巨人は3回1死からオコエ瑠偉外野手が中前打、丸は2打席連続ヒットとなる右翼線二塁打で続き二、三塁。前の打席で本塁打の岡本和は申告敬遠で歩かされ1死一満塁となったが、大城卓は二ゴロ併殺打に打ち取られ、得点できなかった。

 グリフィン投手が4回に同点に追いつかれた。先頭のオースティン内野手に2試合連発となる2号ソロ本塁打を右翼スタンドに運ばれ、同点となった。さらに1死から桑原将志外野手に右翼線二塁打、森敬斗内野手に死球で一、二塁。戸柱恭孝捕手は左飛、代打のフォード内野手は捕邪飛に打ち取り、踏ん張った。グリフィンは4回2死一塁での打席で代打を送られ、4回までで降板となった。

 5回からは2番手で赤星優志投手が登板。先頭の梶原昂希外野手に左前打、二塁盗塁を許し無死二塁。牧秀悟内野手の投ゴロで1死三塁とされ、佐野恵太外野手は二直に抑えたが、オースティンへの5球目が暴投となり、三塁から梶原がホームを突き、勝ち越しを許した。

 6回は3番手で船迫大雅投手が登板。宮崎敏郎内野手の右翼線への飛球が二塁・中山のグラブに当たってファウルグラウンドに転がり、宮崎は二塁へ。桑原のバントは三塁タッチアウトとなり1死一塁。ここで3番手で高梨雄平投手がマウンドにあがり、二塁盗塁を狙った桑原を岸田行倫捕手が刺し、ピンチをしのいだ。高梨は回またぎで7回も投げ、2三振を奪い3人で抑える好リリーフをみせた。

 打線はDeNAの3番手、下手投げの中川颯投手にタイミングが合わず、1番からの好打順の5回、4番・岡本和からの6回といずれも3者凡退。7回も4番手・山崎康晃投手に3人で片付けられ、8回は山崎から長野が先頭で左前打を放ち、送りバントで1死二塁と同点のチャンスを作ったが、丸が右飛、岡本和はこの試合2度目の申告敬遠で2死一、二塁に。結局、大城卓三捕手は二ゴロに終わり、追いつけなかった。

 巨人は9回も得点できず、3試合で合計わずか2得点で3連敗を喫した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください