仲間由紀恵「笑顔の優しいお顔が思い出されます」 大河で共演の西田敏行さん追悼「本当に素敵な先輩でした」

仲間由紀恵

　悲報から一夜明けた１８日、西田敏行さん（享年７６）と映画やドラマで共演した役者仲間からも追悼の声が相次いだ。

　２００６年のＮＨＫ大河ドラマ「功名が辻」で共演した仲間由紀恵（４４）は、「あたたかく優しい本当に本当に素敵な先輩でした。笑顔の優しいお顔が、思い出されます。寂しいです」としんみり。「功名が辻」や映画「釣りバカ日誌８」、「虹をつかむ男」などで共演した柄本明（７５）も所属事務所を通じ、「西田敏行は僕らの代表選手です。彼が登場した時の凄（すさ）まじいエネルギー　僕らは皆、吹っ飛ばされました。合掌」とコメントした。

　テレビ東京系ドラマ「釣りバカ日誌～新入社員　浜崎伝助」でハマちゃんの妻・みち子を演じた広瀬アリスは、Ｘで「まだ私が捻（ひね）くれていて暗黒期と呼んでいた時期に釣りバカ日誌でご一緒して地面ばかり見ていた私にお芝居って楽しいよ、こうするとどんどん楽しくなっていくよと真正面から教えてくださった」と感謝。スーさん役の西田さんからはコメディーの演技を褒めてもらったといい「今の私があるのは西田さんの存在があったからです。私を救ってくださいました」と思いを込めた。

　２２年公開の映画「大怪獣のあとしまつ」で共演した土屋太鳳（２９）も「スーパームーンのように明るいかたでした」と表現。「普段は車椅子で移動されていても　演技の時や舞台挨拶での立ち姿は颯爽（さっそう）とされていた」と振り返っていた。