【ＤｅＮＡ】巨人に３連勝で７年ぶりの日本シリーズ進出に王手！

５回２死三塁、赤星の暴投で梶原昂希（左）が勝ち越しとなる生還、ベンチで迎える三浦大輔監督（奥左端）ら（カメラ・渡辺　了文）

◆２０２４　ＪＥＲＡ　クライマックスシリーズ　セ・ファイナルステージ第３戦　巨人１―２ＤｅＮＡ（１８日・東京ドーム）

　ＤｅＮＡが３連勝を飾り、アドバンテージを含めて通算成績を３勝１敗とし、７年ぶりの日本シリーズ進出に王手をかけた。

　チームは２回に先発・吉野が、４番・岡本に豪快な左翼ソロを許し、先制点を献上したが、４回に先頭の４番・オースティンの右翼ソロで試合を振り出しに。５回は先頭の１番・梶原が左前安打で出塁すると、盗塁で二塁を陥れてチャンスメイク。２死三塁で４番・オースティンを迎えると、カウント２―２から１５０キロの直球が暴投となり、三塁走者・梶原が勝ち越しのホームを踏んだ。

　投手陣は先発・吉野の後を２番手・佐々木が１イニングを無失点で切り抜けると、さらに中川颯、山崎がいずれも回またぎで２イニングずつを投げ、最後は森原が締めた。

　シーズン３位でＣＳに乗り込み、阪神との第１ステージは２連勝でストレート突破。最終ステージも第２戦までは投打がかみ合い、戸郷、菅野とリーグ屈指の好投手を連破し、好発進。無傷５連勝で日本シリーズ進出に王手をかけた。