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【オリックス】岸田護新監督、今季7登板に終わった160キロ右腕は「まだ、もがいている途中」再生に腕まくり

スポーツ報知 / 2024年10月19日 5時0分

山崎颯一郎(左)の姿勢をチェックする岸田護新監督(カメラ・谷口 健二)

 オリックス・岸田護新監督(43)が18日、山崎颯一郎投手(26)の再生計画を明かした。この日、みやざきフェニックス・リーグに合流。初采配はグラウンド不良のためお預けとなったが、今季7登板に終わった160キロ右腕と言葉を交わした。「まだ、もがいている途中。颯一郎らしく投げられるようにしていきたい」と早速、腕まくりした。

 自身も現役時代に先発から救援に回り、試行錯誤しながら1軍で活躍した。「体どうや?」と気遣い「調子が悪い、とかあまり考えすぎずに。思い切って腕を振れるところをやっていく」とイメージした。

 山崎は上半身の不調が完治し、同リーグで球速は150キロまで回復した。「全然、こんなもんじゃない。進化した自分を見せたい」と自己最重量という98キロの体重を、投球に落とし込もうと懸命だ。12球団の監督で最年少の43歳。選手思いの「マモさんクリニック」が開講した。(長田 亨)

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