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2年ぶり復活!関東学生連合 選出目指す個性派ランナー 過去には学習院大・川内優輝らを輩出

スポーツ報知 / 2024年10月19日 6時30分

お互いに健闘を誓い合う東大・秋吉(左)と東大大学院・古川

◆報知新聞社後援 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会(19日、東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地スタート~立川市街地~国営昭和記念公園ゴール=21・0975キロ)

 第101回箱根駅伝では、2年ぶりに関東学生連合チームがオープン参加する。予選会で敗退したチームの選手で編成される連合(前身の関東学連選抜含む)は、学習院大初の箱根駅伝ランナーとなった川内優輝(37)=あいおいニッセイ同和損保=ら個性的で魅力ある選手を生んだ。今回の注目選手は東大の秋吉拓真(3年)と東大大学院の古川大晃(ひろあき、博士4年)だ。

 秋吉は22年に兵庫・六甲学院高から東大理科1類に現役合格。現在は工学部機械情報工学科で学ぶ。1500メートルからハーフマラソンまでの4種目で東大記録を持つ。「日本人トップ争いに加わりたい。東大が予選会に突破できなかった時には東大を代表として関東学生連合で本戦を走りたい」と冷静な表情で熱い思いを明かす。

 1995年10月9日生まれの古川は、29歳の“ベテラン学生ランナー”だ。熊本・八代高卒業後、1浪を経て熊本大教育学部生涯スポーツ福祉課程に入学。卒業後、九州大大学院人間環境学府に進学。そして、21年に東大大学院の総合文化研究科広域科学専攻博士課程に進んだ。高校を卒業し、すでに11年目だ。98、99回大会で連合チームの登録メンバー16人に入ったが、出走はできなかった。「今度こそ走りたい」と言葉に力を込める。長い学生生活の締めくくりとして、箱根路を駆け抜ける覚悟だ。

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