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【箱根駅伝予選会】中大が6位で通過 最多の98回目の出場 前回まさかの13位から上位狙う 

スポーツ報知 / 2024年10月19日 11時15分

予選通過に安堵する中大の選手ら(カメラ・岡野 将大)

◆報知新聞社後援 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会(19日、東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地スタート~立川市街地~国営昭和記念公園ゴール=21・0975キロ)

 43校が参加し、各校12人以内がハーフマラソン(21・0975キロ)を一斉スタート。上位10人のハーフマラソンの合計タイムで競い、上位10校が箱根駅伝本戦(来年1月2、3日)の出場権を獲得した。最多の14回の優勝を誇る中大は6位で通過し、8年連続98回目の出場を決めた。

 前回優勝の青学大をはじめシード10校、予選会通過10校と、予選会敗退校の選手で編成されてオープン参加する関東学生連合の計21チームが101回目の継走に臨む。

 昨年の予選会は第100回記念大会だったため、例年より3増の上位13校が出場権を獲得できたが、今回は例年通り、予選会からの出場枠は10校だけ。「箱根への道」は険しく、厳しいが、中大は、地力を発揮し、きっちりと激戦に勝ち残った。

 「6位、中央大学!」

 歓喜のアナウンスが響くと、藤原正和監督(43)、主将の佐野拓実(4年)らは喜びをかみしめた。

 前々回は本戦で2位。前回は本戦で優勝候補の一角に挙がりながら、まさかの13位に終わった。溜池一太(3年)と吉居駿恭(3年)の主力が登録メンバーから外れたが、選手層は分厚い。岡田開成ら実力派のルーキー5人が登録メンバー入り。佐野主将、阿部陽樹(4年)ら上級生の安定感と、新戦力の勢いがガッチリとかみ合い、大会最多の98回目の出場を決めた。

 全日本大学駅伝(11月3日)では、溜池、吉居も選手登録されており、伊勢路から箱根路に向けて、戦う態勢は整っている。

 今季開幕戦の出雲駅伝(10月14日)を終えた後、前回の箱根駅伝を制した青学大の原晋監督(57)は「青学大、国学院大、駒大が3強ですが、中大も加わり、4強となることもありえる」と、予選会から勝ち上がってきた中大を警戒する。

 箱根駅伝で最多記録4冠(優勝14回、6連覇、出場98回、連続出場87回)の超名門。白地に赤のC。伝統のユニホームは箱根路で映える。前々回2位、前回13位。今回、V字復活で上位を狙う力を十分に持っている。

【シード10校】

青学大

駒大

城西大

東洋大

国学院大

法大

早大

創価大

帝京大

大東大

★関東学生連合

【予選会通過10校】

(1)立大    10時間52分36秒 3年連続30回目

(2)専大   10時間53分39秒 2年ぶり72回目

(3)山梨学大  10時間54分6秒  5年連続38回目

(4)日体大   10時間55分58秒 77年連続77回目

(5)中央学院大 10時間56分1秒  2年連続24回目

(6)中大    10時間56分3秒  8年連続98回目

(7)日大    10時間56分53秒 2年連続91回目

(8)東京国際大 10時間58分53秒 2年ぶり8回目

(9)神奈川大  10時間59分12秒 2年連続55回目

(10)順大    11時間1分25秒 14年連続66回目

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(11)東農大   11時間1分26秒 

(12)明大    11時間2分24秒

(13)国士舘大  11時間2分40秒

(14)東海大   11時間3分39秒

(15)流通経大  11時間5分11秒

(16)駿河台大  11時間9分10秒

(17)麗沢大   11時間12分5秒

(18)筑波大   11時間12分17秒

(19)明学大   11時間12分56秒

(20)武蔵野学大 11時間15分24秒

(21)日本薬科大 11時間15分30秒

(22)拓大    11時間16分3秒

(23)芝浦工大  11時間16分13秒

(24)上武大   11時間16分20秒

(25)平成国際大 11時間16分29秒

(26)東経大   11時間21分4秒

(27)亜細亜大  11時間21分51秒

(28)桜美林大  11時間22分4秒

(29)慶大    11時間23分10秒

(30)関東学大  11時間24分25秒

(31)育英大   11時間38分51秒

(32)立正大   11時間41分46秒

(33)湘南工科大 11時間55分40秒

(34)国際武道大 11時間58分35秒

(35)清和大   12時間2分53秒

(36)東大    12時間3分21秒

(37)東大大学院 12時間13分59秒

(38)東京科学大 12時間23分49秒

(39)東京理科大 12時間29分22秒

(40)一橋大   12時間30秒34秒

(41)千葉大   12時間34分39秒

(42)防衛大   12時間50分47秒

(43)埼玉大   12時間53分33秒

 ◇中大 1920年創部。箱根駅伝は20、24、2017年を除いて出場。総合優勝14回、6連覇(1959~64年)、出場98回(今回含む)、連続出場87回はいずれも最多。出雲駅伝と全日本大学駅伝の最高は2位。練習拠点は東京・八王子市。タスキの色は赤。主なOBはシドニー五輪マラソン代表の佐藤信之氏(亜大監督)、ロンドン五輪同代表の山本亮氏(中大コーチ)。

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