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川崎・鬼木監督退任発表後初の試合で執念のドロー コーチ時代から共にプレーの35歳が恩返し弾で涙

スポーツ報知 / 2024年10月19日 6時0分

鬼木達監督

◆明治安田J1リーグ▽第34節 川崎1―1G大阪(18日・UvanceとどろきスタジアムbyFujitsu)

 川崎は鬼木達(とおる)監督(50)の今季限りでの退任が発表されてから初の試合で、FW小林悠(37)が後半36分に同点ゴールを奪い、G大阪と1―1で引き分けた。指揮官の下で、コーチ時代から通算15シーズン共にプレーしているストライカーが恩返しの得点を決めた。2位の神戸はFC東京に0―2で敗れて連勝が6で止まり、9試合ぶりに黒星を喫した。

 点取り屋らしく、ゴールで恩返しをした。0―1の後半36分。左クロスを、途中出場のFW小林が打点の高いヘディングで押し込んだ。退任発表後初の試合となった鬼木監督が、後半23分に見せた4人替えの執念采配に結果で応え、「試合後に鬼(木)さんが『やっぱ悠が決めてくれたな』と言ってくれて。それにはこらえられなかった」と涙を流した。思い出に残る鬼木政権86得点目にも「やっぱりもう1点取って勝たせたかった」と悔しさも残った。

 2010年に拓大からプロ入りした時、鬼木氏もトップチームのコーチ1年目。若手時代は居残り練習に付き合ってもらった。監督初年度の17年には主将を託され、得点王にも輝き、悲願の初優勝を手にした。8季で歴代最多4度のJ1制覇を含む7冠。「長い月日を過ごしてきたので悲しさがある。鬼さんとやれる試合をかみ締めながらゴールとか結果で見せられれば」。一緒に過ごせる時間はあと2か月。一緒に歩み、築いてきた鬼木フロンターレの強さを最後まで体現する。(後藤 亮太)

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