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原辰徳氏 第2Rは83で通算19オーバーに 最終日は「しっかりとした立ち居振る舞いで」と意気込み

スポーツ報知 / 2024年10月19日 16時16分

1番でティーショットを放つ原辰徳氏(カメラ・富張 萌黄)

◆男子プロゴルフシニアツアー ファンケルクラシック 第2日(19日、静岡・裾野CC=6993ヤード、パー72)

 前巨人軍監督の原辰徳氏は1バーディー、8ボギー、2ダブルボギーの83で回り、通算19オーバーの75位とした。「今日はバーディーが1つだけだった。今日はパーを取るのが精いっぱいだった。風もあって“その気”になったのもいけないかもしれない」と朝から強風が吹き続けた一日を振り返った。

 前日はバーディーだった1番。この日も現役時代のようなアナウンスから飛び出した。ティーショットは木に当たり、左の斜面へ。「ラックもあまりなかった」と肩を落とし、3オン2パットのボギー発進となった。その後も強い風に翻弄され、グリーンを外すホールが続いた。苦しい展開だったが、8番パー3では強烈なアゲンストの中、ティーショットをグリーンに乗せた。パーとなったが、多くの拍手を浴びた。11番では5メートルのバーディーパットをねじ込んだ。「風も昨日と逆だったが、うまくいった。たまたまです」と謙遜したが、2日連続でスコアを伸ばした。

 この日の会場周辺の最大瞬間風速は13・4メートルを記録。「自然との闘い。ゴルフはそこが難しい」と競技では経験したことがないほどの強風が一日を通して吹く難条件でのプレーに。「プロの方でもこの風はとても難しい部分でしょう。1クラブ(番手を)上げようという気持ちの方が良かったのかな」と反省点を口にした。それでも「やっていると、欲みたいなものが出る。それがあるから向上するんでしょうけど」と笑い飛ばした。

 6年前に出場した際は、2日目を終えて20オーバーで最下位となった。だが、最終日は「72」とイーブンパーで回った。今大会でも同様のプレーを期待するファンは多い。「二度あることは…いや、一度しかないか(笑い)。ベストを尽くして、しっかりとした立ち居振る舞いで私も戦いたい」と最後の1日へ意気込みを語った。

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