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【箱根駅伝予選会】青学大の原晋監督が視察 「優勝争いは3強でしょう」

スポーツ報知 / 2024年10月19日 16時53分

予選会を視察した青学大・原晋監督 (カメラ・竜田 卓)

◆報知新聞社後援 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会(19日、東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地スタート~立川市街地~国営昭和記念公園ゴール=21・0975キロ)

 43校が参加し、各校で登録14人以内から選出された12人以内がハーフマラソン(21・0975キロ)を一斉スタート。上位10人のハーフマラソンの合計タイムで競い、1位通過の立大など上位10校が箱根駅伝本戦(来年1月2、3日)の出場権を獲得した。その一方で11位の東農大は、10位の順大と1秒差で落選。前回の本戦では11位の次点でシード権(10位以内)を逃した東海大は残り10メートルでロホマンシュモン(3年)が途中棄権し、14位でまさかの敗退を喫した。

 今年1月の第100回大会を総合新記録で圧勝した青学大の原晋監督(57)は、今年4月に就任した関東学生陸上競技連盟の箱根駅伝対策委員長の立場として予選会を視察した。「暑さによって波乱含みのレースとなりましたが、その中で、組織的に運営されています。運命の成績発表は今の時代、電光掲示板で行うことも可能ですが、学生が手作りでアナログ的に行うことは箱根駅伝予選会の伝統として素晴らしいと思う」と話した。

 原監督は2004年に就任。青学大は08年10月の予選会をぎりぎりの13位で通過し、当時としては史上最年長ブランクとなる33年ぶりの本戦復活出場を果たした。09年1月の本戦は22位でシード権(10位以内)を獲得できなかったが、同年10月の予選会を8位通過し、10年1月の本戦で8位となり、シード権を獲得。以来、15年に初優勝するなど予選会とは無縁になった。

 「最初にシード権を獲得した後も(10年、11年の)2回は『明日は我が身』と思って、選手を連れて予選会を視察していました。予選会当日に立川に来たのは、それ以来、13年ぶりですが、当時より、明らかに沿道のファンが増えていますね。箱根駅伝本戦か?と思うほどでした。箱根駅伝の人気はありがたい。この人気をさらに盛り上げられるように、みんなでアイデアを出し合っていきたい」と原監督は前向きに話した。

 この日は、あくまで箱根駅伝対策委員長の立場としての視察だが、ディフェンディングチャンピオンの監督としての目線もある。「きょうはあまりに暑かったので、予選会の結果を本戦に向けて戦力分析はできません。ただ、箱根駅伝で優勝を争うのは、やはり、国学院大、駒大、そして、我々、青学大でしょう」と評した。

 今季開幕戦の出雲駅伝(10月14日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)で5区まで激しい優勝争いを演じて優勝した国学院大、2位の駒大、3位の青学大を3強に挙げた。「出雲駅伝のあと、チームミーティングを行い『今季の箱根駅伝は簡単には勝てない』と全員で箱根駅伝に挑む覚悟を確認しました」と明かした。

 第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)には、前回優勝の青学大をはじめシード10校、予選会通過10校と、予選会敗退校の選手で編成されてオープン参加する関東学生連合の計21チームが出場する。

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