Ｊ１鳥栖、１４年ぶりＪ２降格が決定…今夏に川井前監督解任、主力選手が移籍と混乱

サガン鳥栖

　Ｊ１最下位・鳥栖の来季Ｊ２降格が決まった。

　１９日のアウェー・京都戦は開始１０分に相手ＧＫク・ソンユンが退場。１人多い数的優位の中で後半に２失点し、０―２で敗戦。直近１２戦勝ちなし（３分け９敗）となった。

　前節１６位の柏がホームで３位の町田に１―１で引き分け、１５位の湘南がホームで首位の広島に２―１で勝利。鳥栖は４試合を残して残留圏１７位の柏に勝ち点１３差となり、Ｊ２降格枠の１８位以下が確定した。

　鳥栖は２０１１年に昇格を果たして以降、Ｊ１に定着してきた。今季は川井健太監督が８月に成績不振で解任され、ＭＦ河原創（川崎）、ＭＦ長沼洋一（浦和）、ＦＷ横山歩夢（バーミンガム）ら主力選手が夏場に相次いで移籍するなど、戦力が安定せず。第３４節を終えて７勝５分け２２敗でＪ１最下位。１４年ぶりの降格が決まった。