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【巨人】井上温大、5回までパーフェクト投球 内海コーチ「素晴らしい立ち上がり」 打線は4回に1点を先制

スポーツ報知 / 2024年10月19日 19時15分

巨人先発・井上温大(カメラ・渡辺 了文)

◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ 第4戦 巨人―DeNA(19日・東京ドーム)

 日本シリーズ進出をかけたCS最終ステージ、DeNAに3連敗を喫し、1勝のアドバンテージを含めても1勝3敗となり、崖っぷちに立たされた巨人は、レギュラーシーズンで8勝を挙げた井上温大投手が先発。4回に1点を先制してもらい、井上は5回まで一人の走者も出さないパーフェクトの好投を見せ、大事な試合で勝ち投手の権利を得た。

 巨人は打順を大幅に入れ替え、1番にオコエ瑠偉外野手、2番に門脇誠内野手、5番には左手首骨折から復帰し緊急昇格のヘルナンデス外野手が入った。2回1死、ファンの大きな拍手に送られて打席に入ったヘルナンデスの第1打席は、DeNAの先発・ジャクソン投手のストレートを打って右飛に終わった。

 巨人が4回に先取点。先頭の門脇が追い込まれてからボールを見極めて四球で出塁。丸佳浩外野手の中前打でスタートを切っていた門脇が三塁へ進み無死一、三塁とチャンスを広げ、岡本和真内野手の二ゴロ併殺打の間に門脇が生還し、1点を先制した。

 井上は3回を3者連続三振で抑えるなど、1回から5回まで強力DeNA打線から一人の走者も出さないパーフェクト投球をみせている。

 井上の投球について内海哲也コーチは「プレッシャーのかかる試合が続いているけど、そういう感じを見せずに素晴らしい立ち上がりをしていると思う。負けたら終わりという試合なので悔いの残らないように、自分のやってきたことを信じ、持っている力を存分に出し切れるようにやってほしい」とコメントした。

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