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1位の立大は昨年ならば25位相当 ゴール時25度、10人棄権…昨年はスタート時15度、トップの記録は18分57秒差

スポーツ報知 / 2024年10月20日 5時30分

給水地点で水を体にかける各大学の選手たち(カメラ・竜田 卓)

◆報知新聞社後援 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会(19日、東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地スタート~立川市街地~国営昭和記念公園ゴール=21・0975キロ)

 気温はスタート時に23・2度、レース中に25度を突破し、夏日になった。ハーフマラソンを走るには過酷な条件だったことは、タイムがはっきりと示している。

 トップ通過した立大の記録(10時間52分36秒)は、気象条件に恵まれた昨年(スタート時の気温15・8度)では25位に相当する。昨年のトップ通過だった大東大とは18分57秒の遅れだ。

 今回、10位通過した順大の記録は11時間を超え、昨年の32位に相当する。距離がハーフマラソンに延長された18年以降、トップ通過の記録、最下位通過の記録はいずれも最も遅くなった。

 ゴール直前で倒れた東海大のロホマン・シュモン(3年)を含めて10人がゴールできなかった。東海大の両角速監督は「ロホマンは重度、越陽汰も中程度の熱中症でした」と明かした。

 今年1月の第100回箱根駅伝で2年ぶり7度目の優勝を果たした青学大の原晋監督(57)は今年4月に就任した関東学生陸上競技連盟の箱根駅伝対策委員長の立場として予選会を視察。「きょうはあまりに暑かったので、予選会のタイムでは本戦に向けた戦力分析はできません」と話した。

 個人の記録が大幅に遅くなった中で、2年連続で個人トップとなった日大のシャドラック・キップケメイ(2年)が昨年の自身の記録から43秒遅れにとどめたことは異例で、称賛に値する大健闘だった。(竹内 達朗)

 ◆ハーフマラソンの理想的なコンディション 一般的にひんやりと感じる気温10度前後が理想的で20度を超えると過酷になる。箱根駅伝予選会の過去20年で、スタート時の気温20度超えは、19日の101回大会(23.2度)、88回大会(11年10月15日=23.3度)、87回大会(10年10月16日=21.2度)の3回。

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