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東京国際大 楠木悠人主将が8キロ付近で棄権、エース留学生も横腹痛…それでもつかんだ「下克上」8位

スポーツ報知 / 2024年10月20日 6時5分

車椅子で運ばれる東京国際大・楠木悠人(カメラ・中島 傑)

◆報知新聞社後援 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会(19日、東京・立川市陸上自衛隊立川駐屯地スタート~立川市街地~国営昭和記念公園ゴール=21・0975キロ)

 昨年、3秒差で本戦出場を逃した東京国際大が雪辱を果たし、8位で本戦切符をつかんだ。楠木悠人主将(4年)が8キロ付近で脱水と熱中症のため棄権。留学生エース、リチャード・エティーリ(2年)も横腹痛に見舞われてペースダウン。それでも、佐藤榛紀(4年)が「引っ張りきれる自信はあり、攻めた走りができた」と個人31位でゴールするなどチーム力で乗り越えた。今年のチームスローガンは「下克上」。中村勇太ヘッドコーチ(37)は「たまたま取れた箱根ではなく、目指してきた箱根。一つでも多くのチームの前でゴールすることを目標に、まずはしっかりシード権を」と闘志を燃やした。

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