東京Ｖ、２２年ぶりの浦和戦勝利で１６年ぶりＪ１での残留が決定

東京V・綱島

◆明治安田Ｊ１リーグ第３４節　東京Ｖ２―１浦和（１９日・味の素スタジアム）

　東京Ｖがホームで浦和に逆転勝利し、１６年ぶりのＪ１での残留を決めた。

　前半２７分に失点したが、後半１４分にＤＦ綱島がＪ１初ゴールとなる豪快な右足ミドルシュートを決めて追いつくと、同３１分にも綱島が右ＣＫを頭で合わせて勝ち越し点を決めた。

　浦和から２００２年以来の勝利をおさめ、この日の結果、降格圏内の１８位磐田との勝ち点差が１６となり、磐田が残り５試合全勝しても上回ることが出来ないため残留が決定した。

　今季は開幕から終了間際の失点が続き、５戦未勝利と苦戦したが、第６節の湘南戦（２〇１）でＪ１で５６４６日ぶり白星を飾ると、その後も安定した戦いを披露。８～９月には４連勝で上位に浮上するなど、ここまで３４試合を終えて、１３勝１２分け９敗の７位に位置している。