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瀬戸大也、熟練の技術で日本短水路V 前人未到の世界7連覇へ「急ピッチでトレーニングを」

スポーツ報知 / 2024年10月19日 20時30分

男子400メートル個人メドレーを制した瀬戸大也(カメラ・大谷翔太)

◆競泳 ▽日本短水路選手権第1日(19日、東京アクアティクスセンター)

 男子400メートル個人メドレー決勝で、今夏のパリ五輪代表の瀬戸大也(CHARIS)が、3分59秒79で優勝した。25メートルの短水路で行われる今大会、パリ五輪でこの種目銀の松下知之(東洋大)を抑えてV。ターンでベテランの技術を見せて泳ぎ切り「切り返しのところで差をつけるイメージ。決勝はうまく泳げた」とうなずいた。

 12月には世界短水路選手権(ブダペスト)を控え、代表権を確実にした。400メートル個メでは、前人未到の7連覇に挑む瀬戸。「誰でも狙える訳ではない。代表権をいただけたら、急ピッチでトレーニングをしたい」と語る。パリ後、オフも挟みながら徐々に始動。「今週は、練習という練習は3回くらいしかしていない」と言うが「結構しんどかったけど、そこそこ泳げた」と変わらぬ潜在能力の高さも見せつけた。

 7連覇に向け、ライバルはパリ五輪金メダリストのレオン・マルシャン(フランス)。長水路の世界記録はマルシャンが持つが、短水路は瀬戸が保持している。共に水中動作を得意としており、今後はW杯などに出場しレース勘も磨いて行くという。瀬戸は「思い通りに泳げないと、勝負にならない。12月まではまだ時間があるので、出来る範囲のことを全力でやりたい」と力をこめた。

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