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【巨人】緊急登録の吉川尚輝は肋骨骨折「本人がファイティングポーズ取ってくれた」…阿部監督明かす

スポーツ報知 / 2024年10月19日 21時21分

4回無死一、三塁、岡本和真の二ゴロ併殺で三塁走者・門脇誠(右)が生還。迎える立岡宗一郎(左)と吉川尚輝(カメラ・相川 和寛)

◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ 第4戦 巨人4―1DeNA(19日・東京ドーム)

 巨人が崖っぷちで意地をみせ、DeNAに競り勝った。日本シリーズ進出をかけたCS最終ステージで1勝3敗(1勝のアドバンテージを含む)とあとがない巨人だったが、阿部慎之助監督の采配がさえ7回に一気に3点を勝ち越し、逃げ切った。先発・井上温大投手は5回まで一人の走者も出さないパーフェクトの好投、6回に戸柱恭孝捕手に同点アーチを許し降板したが、プレッシャーのかかる試合で勝ちに導く好投だった。

 試合後、阿部慎之助監督はCSを欠場している吉川尚輝内野手がろっ骨骨折であることを明かした。この日、急きょ一軍登録されたが出場機会はなし。登録した理由について指揮官は「本人がファイティングポーズ取ってくれたのでね。何とか貢献したいということで。骨はポキッて折れちゃっているけど。気持ちで入ってくれましたね」と話した。

 吉川は9月26日のDeNA戦(横浜)で内角球をよけて転倒した際に自身の肘で脇腹付近を打つ形となり負傷。レギュラーシーズン終了後は別メニュー調整で打撃練習は再開していない。この日も試合前練習には参加し、走塁は行っていた。

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