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「明日も勝つ!」巨人の救援助っ人がお立ち台で12年前の沢村拓一ばりに宣言

スポーツ報知 / 2024年10月20日 5時45分

7回2死一塁、宮崎敏郎を空振り三振に打ち取り雄叫びを上げるケラー(カメラ・宮崎 亮太)

◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ 第4戦 巨人4―1DeNA(19日・東京ドーム)

 炎の3連投で完璧に役割を果たした。ケラーは2度、雄たけびを上げた。同点の7回1死一塁で登板。オースティンをカーブで、続く宮崎を直球で連続空振り三振。「負けられないので、どんな形でも無失点で、勝ち越しを許さないようにという気持ちだけだった」。愛称「KK」が2つのKを並べ2/3回を無失点で抑えると、直後の勝ち越しを呼び込み白星が付いた。

 今季は52登板で2勝2敗1セーブ20ホールド、防御率1・53。勝ちパターンの一角としてリーグVに貢献。CSでも「毎試合落とせないから、毎試合準備するつもりでいた」と、3戦連続無失点と安定感は抜群だ。

 来日3年目で巨人に今季加入。春季キャンプでは毎日のように納豆ご飯をかき込んだ。「阪神時代から食べていて、おいしいし、体にいい。特にキムチと卵と混ぜるのが好き」。好投を続ける力の源の一つだ。

 第5戦もベンチ入りの予定で、4連投の可能性も。お立ち台では、直前に教えてもらった日本語で「明日も勝つ!」と高らかに宣言した。今回と同様に1勝3敗と追い込まれた12年の中日とのCS最終S第4戦で、好投した沢村拓一(現ロッテ)が叫んだのと全く同じ言葉。12年前の再現へ。ここから日本一へ上り詰める。(田中 哲)

 ◆12年CS最終S リーグ優勝を果たした巨人は、2位の中日を迎え撃ったが、初戦から3連敗。後がなくなった第4戦、先発・沢村が6回7安打無失点の好投で3―1で勝利。試合後のお立ち台で「明日も勝つ!」と絶叫した。チームはその後、第5、6戦も勝利し、アドバンテージを含めてCSを突破。日本ハムとの日本シリーズも制して日本一となった。

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