【巨人】大勢がＣＳ初セーブ「チームが勝てたので、それは良かった」も投球内容を反省

ＣＳ初セーブをマークした大勢（カメラ・相川　和寛）

◆２０２４　ＪＥＲＡクライマックスシリーズ　セ・ファイナルステージ　第４戦　巨人４―１ＤｅＮＡ（１９日・東京ドーム）

　巨人・大勢投手が１回無安打無失点、３奪三振でＣＳ初セーブをマークした。

　前日の第３戦に続くマウンドで４―１の９回に登板すると、先頭の１番・梶原を１５５キロ直球で空振り三振。牧には四球、続く佐野には右膝付近への死球で一、二塁となったが、オースティン、宮崎を連続空振り三振に抑えた。

　試合後は「チームが勝てたので、それは良かったんですけど、内容が四球と死球でのランナーだったので、そういうランナーの出し方はあまり良くないのかなと思います」とし、「佐野さんに死球を当ててしまったのは申し訳ない。こういう大事な時期なので。真剣勝負の中なんですけど、当たり所もあまり良くないと思うので、本当に申し訳ないなという気持ちがあります」と謝意を示した。

　チームは崖っぷちで勝利を飾り、ＣＳ最終ステージ２勝３敗。日本シリーズに進むために２０日の第５戦でも勝利を挙げ、２１日の第６戦に歩を進めたい。「明日も試合があるので、マウンドに立ったときはしっかり自分の投球ができるように準備したいなと思います」と力を込めた。