【巨人】 ろっ骨骨折も緊急登録の吉川尚輝がチーム鼓舞「チームに何か貢献したい」…阿部監督がけがを明かす

ベンチから戦況を見つめる吉川尚輝（カメラ・宮崎　亮太）

◆２０２４　ＪＥＲＡクライマックスシリーズ　セ・ファイナルステージ　第４戦　巨人４―１ＤｅＮＡ（１９日・東京ドーム）

　ろっ骨骨折のため離脱していた巨人・吉川尚輝内野手が出場選手登録され、チームをベンチから鼓舞した。

　この日、急きょ一軍登録されたが出場機会はなし。阿部慎之助監督は試合後にＣＳを欠場している吉川がろっ骨骨折であることを明かし、「本人がファイティングポーズ取ってくれたのでね。何とか貢献したいということで。骨はポキッて折れちゃっているけど。気持ちで入ってくれましたね」と、登録した理由について語った。吉川は「ある程度動けてきていた。チームに何か貢献したい」と思いを口にした。

　９月２６日のＤｅＮＡ戦（横浜）で内角球をよけて転倒した際に自身の肘で脇腹付近を打つ形となり負傷。レギュラーシーズン終了後は別メニュー調整この日は試合前練習には参加し、ノックやベースランニングを行った。不屈の背番号２は「できることを少しずつ。こういうけがはどうしようもない。試合に出る場面で準備していきたい」と闘志を燃やした。