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“りくりゅう”合計214・23点で優勝 GP2季ぶりV&通算3勝目 駅伝名将、上田誠仁元監督のめい・エリー組が2位

スポーツ報知 / 2024年10月20日 6時18分

◆フィギュアスケート ▽グランプリシリーズ(GP)第1戦・スケートアメリカ 第2日(19日、米テキサス州・アレン)

 ペアのフリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位発進した昨季世界選手権2位の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は、フリー1位の136・44点、合計214・23点で優勝。GPシリーズ2季ぶりV&通算3勝目を挙げた。

 フリーは男性ボーカルの力強い歌声に乗せたプログラム。スローの3回転ループで転倒のミスはあったものの、ダイナミックでスピード感あふれるリフトや、終盤のスロー3回転ルッツは着氷。キレのある演技で魅了した。

 SPでは、シェイリーン・ボーン師振り付けの「ペイント イット ブラック」を熱演。サイドバイサイドの3回転トウループ、ダイナミックなリフトは安定感があり、スロー3回転フリップも着氷。大きなミスなく演じ、77・79点。2位に7・13点をつける好スタートを切っていた。

 昨季は木原の腰痛で欠場などが続き、苦難のシーズンだった。世界選手権では最後の最後に自己ベストを更新。連覇には届かなかったが、本来の姿を取り戻し、3大会連続のメダルを獲得した。

 次はGPシリーズの第4戦NHK杯(11月8~10日・東京)に出場予定。

 また、箱根駅伝名将・上田誠仁元監督のめいであるエリー・カムとダニー・オシェイ組(米国)が合計201・73点で2位に入った。

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