1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

富士東が10年ぶり決勝トーナメントへ進出…MF大竹倖成が2発「俺たちなら行ける、と信じてました」

スポーツ報知 / 2024年10月20日 6時30分

前半11分、先制点を挙げて喜ぶ富士東・花井(右)(左は後半に2得点の大竹)

◆全国高校サッカー選手権静岡県大会1次トーナメント▽4回戦 富士東5―1吉原(19日、清水桜が丘高グラウンド)

 1次トーナメント(T)4回戦が行われ、決勝Tに進む10校が決まった。富士東は吉原を5―1で下して10年ぶりの進出。浜松湖北は第5シードの浜松東をPK戦で破り、初切符をつかんだ。プレミアリーグ所属の静岡学園や、プリンスの藤枝東などが参戦する決勝Tの組み合わせ抽選会は21日に行われる。

 富士東が歴史を塗り替えた。1―1の後半5分、MF坂部加遥(かなた、3年)が勝ち越し点を奪うと、その後の6分間でMF大竹倖成(2年)が2発。同じノーシードの吉原を突き放した。5―1の快勝に大竹は「俺たちなら行ける、と信じてました」と胸を張った。

 勢いをつけたのは1年生FW花井晃太朗だ。前半11分、ゴール前に走り込み、右からのクロスに足を伸ばして先制点。第3シードの強豪・清水東を1―0で破った、12日の3回戦に続く殊勲のゴールだった。

 5月の県総体では40年ぶりに8強入り。「富士東旋風」を起こした。だが受験準備のため大会後に3年生22人のうち15人が引退し、6月以降は苦しんだ。それでも夏休み明けには軌道に乗った。3年生の点取り屋も抜け、花井は「使命感があった。自分がやるしかない!と思っていました」

 坂部は聖隷クリストファーに0―3で敗れた県総体準々決勝で右膝じん帯を負傷した。迷ったが「けがしたままではやめられない」と治療を経て夏休み前に合流した。そして値千金の決勝点。全員が思いをひとつにしての決勝T進出だった。

 目標はまだ先だ。「県総体を上回る4強、そして優勝を」と大竹。この秋も旋風を起こす。

(里見 祐司)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください