1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

大谷翔平の“走塁ミス”をド軍三塁ベースコーチが説明「彼と話して合点がいった」 次は「送球されても走れ」

スポーツ報知 / 2024年10月20日 13時25分

ロバーツ監督(右)と話し込むドジャース・エベル三塁ベースコーチ(カメラ・中村 晃大)

 4戦先勝のナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦は20日(日本時間21日)から再びロサンゼルスに戦いの舞台を戻し、行われる。19日(同20日)はメッツの本拠地・ニューヨークから移動してきた両軍がドジャースタジアムで前日練習と会見に臨んだ。

 ドジャース・大谷翔平投手(30)は球場に姿を現したが、グラウンドでの練習は行わず、室内で調整したとみられる。ここまで3勝2敗と4年ぶりのワールドシリーズ進出に王手をかけているド軍は、第6戦は試合開始から救援陣でつなぐ「ブルペンデー」を選択した。グラスノーら先発陣の負傷者が相次ぐ中、会見では「総力戦だ」と説明したロバーツ監督に「大谷翔平は第6戦か第7戦で投げるのか」という冗談の質問が飛んだ。「投げない。質問ありがとう(笑い)」と返答すると、投げかけた米記者も「こう聞くと日本のテレビで(やりとりが)使われるかと思って」と絶妙な返しで会見場は笑いに包まれた。

 18日(同19日)の第5戦では初回に右前打で出塁した大谷。その後無死二、三塁から三塁走者としてT・ヘルナンデスの遊ゴロで本塁突入をためらい、指揮官から「内野が(前進守備ではなく)下がっていたし、翔平はスタートしなければいけなかった」と苦言を呈される場面もあった。一夜明けたこの日、エベル三塁ベースコーチが大谷と話し合ったことを明かした。

 「あの時は走者二、三塁で無死だった。三塁手と一塁手は前進守備だったので、ベンチからの連絡は『もし打球が投手を超えて二遊間に飛んだら(本塁に)ゴー、一塁手か三塁手か投手に飛んだら(三塁に)ステイ』だった。彼(大谷)は(グラウンドの)真ん中(遊撃)に飛んだことを確かめた。でも、当たりが非常に強かった。時速104マイル(約167・4キロ)だったんだが、(遊撃手の)リンドアが捕球した時、彼はもし本塁を狙ったら、リンドアが本塁に投げてアウトになると感じた。そして、フレディ(フリーマン)がネクストバッターズサークルにいたから、1死二、三塁でフレディ(フリーマン)にスイングするチャンスを与えられると思った。彼の判断は正しい。あのプレーをしっかり考えていた」

 その上で同コーチは続けた。「私は行くべきだったと思っていたが、彼と話して合点がいった。だが、もし明日同じプレーが起きたら『送球されても本塁へ走れ』と彼に言った。それはドジャースの責任だから、と。彼は『OK』と言ったよ。これはドジャースの指示だ。コミュニケーションも取れているし、すべてうまくいっている。明日全く同じことが起きたら、(明日でなくても)来年か8年後でもいいが、その時は彼は走る。相手が送球して(本塁で)アウトになっても、それはドジャースの責任だから心配するなと伝えた。『私のせいにしろ、行け』とも言ったよ」。第6戦以降は大谷の走塁にも注目だ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください