【高校野球】立命館宇治が１回戦快勝 エース・道勇壱心が１失点完投 公立進学校・奈良は初戦敗退

立命館宇治先発投手の道勇壱心　（カメラ・馬場　秀則）

◆秋季近畿地区大会▽１回戦　立命館宇治４―１奈良（２０日・ほっともっとフィールド神戸）

　来春センバツ（２０２５年３月１８日開幕・甲子園）出場校選考の重要な参考資料となる秋季近畿大会の１回戦が行われ、立命館宇治（京都１位）が奈良（奈良２位）を下した。

　３回、２死一、二塁から５番・田中太惇左翼手（たいじゅん、２年）の中前適時打で先制。６回には、１死一、二塁から９番・道勇壱心（かずむね、２年）投手の左前適時打、さらには相手の失策も絡み、３点を追加した。

　投げては、先発の道勇が３安打１失点完投。終始、テンポの良い投球を披露し、勝利をたぐり寄せた。

　チームは、２０１５年以来４度目のセンバツ出場へ前進。敗れた公立進学校・奈良は１９９１年以来２度目の春聖地切符が遠のいた。