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【高校野球】日本航空石川がセンバツ濃厚…投打がかみ合いコールド勝利

スポーツ報知 / 2024年10月20日 16時35分

決勝進出を決めて笑顔を見せる日本航空石川ナイン

◆秋季北信越高校野球大会 ▽準決勝 日本航空石川7-0高岡第一=8回コールド=(20日・石川県立)

 日本航空石川(石川3位)は、7-0の8回コールドで高岡第一(富山3位)に快勝し、来春のセンバツ出場を大きく引き寄せた。最速145キロのエース右腕、蜂谷逞生(2年)が8回を4安打、10三振で無失点に抑えると、打線も10安打、7得点と援護した。2025年のセンバツの北信越枠は2校で、北信越大会の優勝と準優勝校は、21年連続で選出。日本航空石川のセンバツ出場は濃厚となった。大一番を制した中村隆監督は「知らず知らずのうちにプレッシャーはかかっていたと思うが、選手たちが跳ね返した。(目が潤んでいると指摘されると)それはないです」と、にこやかに笑い飛ばした。

 “2年生打線”が大奮闘した。1~4番に1年生4人が揃い、試合でも活躍することも多かったが、この日は5~8番に並ぶ2年生が大活躍。俊足の6番・高橋亘史中堅手(2年)が3安打を放つなど、4人で6安打、4打点、4犠打とフル回転した。中村監督は「2年生はポジションを取られている形なので、悔しい思いや、巻き返してやろうという気持ちもあると思う」と話せば、6番・高橋は「1年生が出塁し、自分たちで得点を挙げるのが調子のいい形。自分たちも負けたくないし、2年生が打てば、もっと良くなる」と意気込んだ。

 今夏の石川大会では準決勝で敗退し、新チームではメンバーが大きく入れ替わった。今大会から背番号1に復帰したエース、蜂谷は大きく成長。この日も6回1死満塁の大ピンチも迎えたが「プレッシャーは感じていなかった。まっすぐの調子が良かった」と強気の投球を見せ、2者連続の三振で切り抜けた。中村監督は「試合を重ねるごとに成長し、チームとして完成度を上げてきた。粘り強く戦えるようになった」と手応え。明治神宮大会出場を目指し、21日の決勝は敦賀気比(福井1位)と対戦する。(中田 康博)

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