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【高校野球】センバツ最多出場の龍谷大平安が無念のコールド負け 原田英彦監督「全く戦う気持ちがない」

スポーツ報知 / 2024年10月20日 16時42分

龍谷大平安先発の山本陽斗 (カメラ・馬場 秀則)

◆秋季近畿地区大会▽1回戦 東洋大姫路9―0龍谷大平安=7回コールド=(20日・ほっともっとフィールド神戸)

 来春センバツ(2025年3月18日開幕・甲子園)出場校選考の重要な参考資料となる秋季近畿大会の1回戦が行われ、龍谷大平安(京都2位)が東洋大姫路(兵庫1位)に7回コールド負けを喫した。春のセンバツに42度の全国最多出場を誇る名門が、無念の敗退となった。

 先発・山本陽斗(2年)が、初回にいきなり5失点。エース左腕が1イニングを持たずに降板となり、流れを呼び込めなかった。

 その後は、2番手左腕・高信春太(しゅんた、2年)が6回までに4点を奪われた。

 打線は、プロ注目右腕・阪下漣(2年)の前に4安打無得点。最後まで、攻守で見せ場を作れなかった。

 試合後、原田英彦監督は「全く戦う気持ちがないですね。もう初回から、特に先発ピッチャーが、こんなに情けなかったらダメです。ああいう気持ちじゃ、話にならない」と厳しい表情を見せた。

 2014年春のセンバツ決勝では、岡田龍生監督率いる履正社(大阪)を下して初優勝。名将との再戦には「東洋(の指揮官)として岡田監督に出会って、なんかすごくうれしかった」と少し笑みを浮かべつつも、「やっぱり、この冬は練習せないかん。強いハートを作らないと」と大敗に危機感を募らせていた。

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