1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

炎の3連投で「珍しく足が震えた」巨人・大勢に阿部監督「明日も行ってもらう予定でいる」とプロ入り初4連投示唆

スポーツ報知 / 2024年10月21日 5時40分

最後を締めた大勢(右)は岸田と抱き合って喜んだ(カメラ・宮崎 亮太)

◆2024 JERA クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ 第5戦 巨人1―0DeNA(20日・東京ドーム)

 負けられない戦いで、最後は大勢が粘って締めた。1―0の9回2死一、二塁。代打・筒香をフォークで中飛に斬り、捕手・岸田と熱い抱擁を交わした。レギュラーシーズンを含め今季初となる炎の3連投で1回無失点。もちろん疲労はつきまとうが「それよりも『勝つんだ』という強い気持ちを持って」と、2戦連続セーブで役目を全うした。

 WBCも経験した守護神だが、「珍しくマウンドで足が震えているのを感じた」という。重圧がかかる中で先頭・牧を三ゴロに抑え、試合前に謝罪していた佐野には前日に続き死球。オースティンには四球を与えたが、3日連続で対戦した宮崎を過去2戦と同じく空振り三振。「全員一発がある打者だったので、低く低く。その中で小さくなりすぎず大胆に攻めようと」と細心の注意を払った。

 先輩と日本シリーズまで戦い続けたいという思いが胸にある。今季15勝で最多勝を獲得し、優勝の立役者となった菅野がメジャー挑戦する意向を表明している。大勢は「投手陣の先頭に立って、結果でも背中でも引っ張ってくれた。メジャーに行く前に花を添えたい」と誓い短期決戦に入った。徳俵に足がかかった状況でも「一日でも長く野球をできるように、もう一回菅野さんを投げさせられるように」と1点を死守した。

 阿部監督は「明日もね、行ってもらう予定でいますので」と第6戦のベンチ入りを明言。プロ入り後初の4連投の可能性もあるが、本人も「もちろん。負けたら終わりなので、投げる気でいます」と呼応した。日本一に立つために、力を振り絞る。(田中 哲)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください