【巨人】バルドナードが１回無失点 増田大輝の好守に「無失点に終われたのはあのプレーのおかげ」

８回無死一塁、代打・蝦名達夫のバントの打球を二塁に送球し併殺にする増田大輝（手前はバルドナード＝カメラ・中島　傑）

◆２０２４　ＪＥＲＡ　クライマックスシリーズ　セ・ファイナルステージ　第５戦　巨人１―０ＤｅＮＡ（２０日・東京ドーム）

　巨人のバルドナード投手が１―０の８回に３番手で登板し、味方の守備に助けられながら１回１安打無失点に抑えた。

　８回にマウンドに上がるとバルドナードは先頭・戸柱に右前安打を浴びたが、続く代打・蝦名のバントを三塁手・増田大が猛チャージして二塁へ送球してアウト。さらに一塁もアウトにしてダブルプレー。最後は梶原を二ゴロに打ち取って無失点に抑えた。

　味方の好守備についてバルドナードは「本当に素晴らしいプレーだった。特にプレーオフっていうのは接戦になることが多いですけど、その中でああいうダブルプレーを取れる守備、仲間がいることは非常に大きいですし、実際に８回を無失点に終われたのはあのプレーのおかげだと思います」と感謝した。

　救援陣はこの日大勢が３連投するなど、厳しい戦いの中で踏ん張り時となるが「そのためにしっかり練習をして体の調子を整えてやっているというのはあります。連投してるとか球数がいくつとか誰も多分考えてないんで、本当にその日の試合に勝つということだけを考えて試合中には臨んでいる」と語った。