1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【大学野球】 静岡産業大が4季ぶり4度目の優勝…開幕前は不振、萩原監督「辞退しようかと思った」

スポーツ報知 / 2024年10月21日 8時52分

4季ぶりの優勝を決めた静岡産業大の選手たち。マウンドに集まって、喜びを分かち合った(カメラ・武田 泰淳)

◆報知新聞社後援◇静岡学生野球 第1節第3日  聖隷クリストファー大3-9静岡産業大(20日・磐田球場ほか)

 静岡産業大が4季ぶり4度目の優勝を飾った。雨で未消化だった第1節3試合が行われ、静産大は聖隷クリストファー大を9―3で下し、13勝1敗で全日程を終えた。日大国際と上位2チームは、25日開幕の東海地区秋季選手権(三重)に出場する。

 待ちに待った瞬間だった。9回2死、静産大の5番手・篠原大空(3年)が最後の打者を空振り三振に仕留めると、野手陣やベンチの選手がマウンドへ走り出した。前回、39季ぶり優勝だった22年秋はスタンドで他校の結果待ちだった。主将の杉本陽哉二塁手(3年)は「素直にうれしい」とグラウンドで喜びをかみしめた。

 開幕前のオープン戦は投打がかみ合わず、見目大弥(3年)ら主力投手に負傷者が相次いだ。「選手に気持ちも入ってないし、相手にも失礼。辞退しようかと思った」と萩原輝久監督(60)は過激な言葉で振り返った。

 秋に就任した杉本主将を中心に、声かけや走塁など細かいプレーから徹底すると、1年生右腕の池田幌汰らが台頭。投打が互いにカバーする試合が続き、開幕11連勝でVロードを突き進んだ。25日からの東海地区秋季選手権に向け、「食らいついていけば勝てないチームはないと思う」と杉本。上り調子のまま、次の戦いに挑む。(武田 泰淳)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください