崖っぷちメッツが３点ビハインドの４回に早くも守護神ディアス投入 大谷翔平を１球で打ち取る

◆米大リーグ　ナ・リーグ優勝決定シリーズ第６戦　ドジャース―メッツ（２０日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２０日（日本時間２１日）、３勝２敗で突破に王手をかけたナ・リーグ優勝決定シリーズ第６戦の本拠地・メッツ戦に「１番・指名打者」でスタメン出場し、１点を追う初回先頭の１打席目に逆転につながる中前安打を放った。

　試合はメッツが１回表に先取点を奪ったが、１回裏にエドマンの２点適時二塁打でドジャースが逆転。さらにドジャースは３回にエドマンの２ラン、スミスの２ランでリードを５点広げた。後がないメッツは４回にビエントスが３ランを放って３点差に縮めた。

　すると３点を追う４回に、負ければ今季が終わる崖っぷちのメッツは、３番手で早くも守護神のディアスを投入。通算２２５セーブの守護神をマウンドに上げる必死の継投を見せた。先頭の大谷は、たった１球で捕邪飛に打ち取った。