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大谷翔平、走者なしは打率・143も気にせず「スモールサンプルの中の偶然起きた数字」…得点圏は無類の強さ

スポーツ報知 / 2024年10月21日 14時9分

◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦 ドジャース10―5メッツ(20日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、3勝2敗で突破に王手をかけたナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦の本拠地・メッツ戦に「1番・指名打者」でフル出場し、4打数2安打1打点の活躍を見せ、チームも逆転勝ちして、ヤンキースとのワールドシリーズ進出、4年ぶりのリーグ優勝を決めた。

 1点を追う初回先頭の1打席目に、第2戦で3打数無安打に抑え込まれた先発左腕・マナイアから中前安打を放つと、1死一、三塁でエドマンの逆転2点適時二塁打につなげた。チームはそのまま逃げ切って4勝目。大谷は同シリーズで全6試合に「1番・指名打者」でフル出場し、22打数8安打の打率3割6分4厘、2本塁打、6打点の成績を残した。ポストシーズンの1シリーズでは球団史上最多となる17出塁(2本塁打、6単打、9四球)の記録も樹立した。

 大谷はポストシーズン11試合でここまで42打数12安打の打率2割8分6厘で、3本塁打、10打点。得点圏では9打数6安打の打率6割6分7厘で、9月19日以降23打数18安打の7割8分3厘と打ちまくっているが、ポストシーズンに入ってから走者なしでは一時22打数無安打になるなど、28打数4安打、1割4分3厘と苦しんでいる。

 1番打者として走者なしで出塁することも大きな仕事になるが、大谷は「特別に変えたことはないですね。やることはずっと言っている通り変わらないので、自分のアプローチをしっかりすればどんな状況でも、多少状況によって変わることはあるけど、アプローチ自体を変えることはない。スモールサンプルの中の偶然起きた数字じゃないかなと思っています」と全く気にする様子はなかった。

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