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サッカー全国高校選手権北海道大会…昨年と同じ旭川実、北海、札幌創成、札幌大谷が準決勝進出

スポーツ報知 / 2024年10月21日 18時16分

東海大札幌戦の後半38分、決勝ゴールを決めた札幌創成DF須貝(左)は、両手を広げて雄たけびを上げる

◆サッカー◇全国高校選手権北海道大会 ▽準々決勝(21日・函館フットボールパーク)

 サッカー全国高校選手権北海道大会の準々決勝4試合が行われ、27日の準決勝(札幌サッカーアミューズメントパーク)に進む4校が決まった。

 札幌創成は、前半5分、東海大札幌に先制されるも、後半17分にFW細川櫂吏(3年)のゴールで同点に。同33分にDF須貝翔(3年)が決勝点を挙げ、2―1で勝利。3年連続で4強入りを果たした。

 細川は4月の練習中に右膝半月板を断裂。8月に復帰するも、9月には左太ももを肉離れとケガが相次ぎ、今大会にギリギリ間に合って挙げた得点だった。「長い間離脱したが、その時に支えてくれた人のためにも恩返しをしたかった」と”復活弾“を喜んだ。

 須貝は177センチの高さを買われて左サイドバックで起用されたが、決勝点は左サイドをドリブルで駆け上がり、相手の動きを見ての切り替えしから右足でゲット。「ヘディングが一番の売りなんですけど」と笑った。1点ビハインドで折り返す展開も「ハーフタイムに落ち着こうと言われ、焦りはなかった」と平常心を取り戻し、殊勲の一発につなげた。昨年の準決勝は後半途中から出場するも北海に0―4で完敗。「今年は壁を乗り越えたい」と初の全国選手権出場へ、思いを強くした。

 初の4連覇を狙う北海は3―1でクラークに勝利。4年ぶりの奪還を目指す札幌大谷は札幌第一を1―0、旭川実は道科学大高に5―0で勝利と、昨年と同じ学校が4強に進んだ。27日の準決勝は、旭川実対北海、札幌大谷対札幌創成のカードが行われる。

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